BPDと生きる

10代でBPDと診断されてから今までのことと現在の生活。

精神科受診の必要性

気づけば、精神科に2か月かかってない。

 

何年も週1回の通院を続けてきたから、これはすごい事態だと思う。

 

何故、長らく週1で通院していたか。

・生活リズムを整えるため。

・規則正しく服薬するため。

(+過量服薬を恐れられて)

・病状が酷く、かなり不安定だった。

などが理由かな?

 

まぁとにかく、精神科の病院と精神科医には、強く依存していたと思う。

頻繁に通院しなければ平常心を保つことができなくなっていた。

 

大袈裟でなく、診察を受けるために生きていて、次の診察をいつも待ちわびていた。

精神科医と話すことで束の間の安心を得ていた。

なんて悲しい生活。

 

医者以外、誰も信用なんかしてなかった。

精神科医や心理士への陽性転移という感じでもなく、崇拝するような。

 

病院で医者や看護師との対話の中で、自分が生きていることを実感できる。

ぼんやりした毎日。

虚しくて仕方ない。

腕を切って縫合を受けるとき、とても安心できた。

私は守られていると実感できた。

暴れて抑え込まれるとき、泣き喚きながらも、人肌の温もりを感じることができた。

こんなことでしか自分の存在を感じられなくて、結局虚しくて、やっぱり生きる価値がないと思った。

 

今でも基本的に自分の価値とか分からないけれど、不安になったり泣いたりしたとき、夫や家族が話を聴いてくれて、落ち込んでもまた浮上できています。

 

私の悩みや何やら聞かせて、みんなうんざりするやろうなって思うけど、今くらいの不調レベルなら、慌てて精神科に駆け込むことはない。

薬も今要らないし。

薬で病状は良くならないのに、副作用(特にジスキネジア)はキツくて、今となっては、何であんなに薬に頼りきっていたのだろうと思う。